令和3年度(第31回)歯科衛生士国家試験問題|午後41問〜午後60問

第31回国家試験 午後51

31歳の男性。下顎左側の疼痛と腫脹を主訴として来院した。1週前から下顎左側小臼歯部の咬合痛、4日前から同部の自発痛を認め、昨日から疼痛の増悪と腫脹が生じたという。顎下部膿瘍と診断され、消炎処置を行った。処置中の写真(別冊午後 No.18)を別に示す。
矢印で示す器材の目的はどれか。1つ選べ。

第31回国家試験 午後52

矯正装置製作の前処置の写真(別冊午後 No.19)を別に示す。
目的はどれか。1つ選べ。

第31回国家試験 午後53

20歳の女性。前歯で噛み切りにくいことを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.20)を別に示す。
Angleの不正咬合の分類はどれか。1つ選べ。

第31回国家試験 午後54

下顎右側第一大臼歯の咬合面観を模式図に示す。
正常咬合で上顎右側第一大臼歯の近心頬側咬頭内斜面が接触するのはどれか。 1つ選べ。

第31回国家試験 午後55

ある矯正装置を装着した口腔内写真(別冊午後 No.21)を別に示す。
期待できる治療効果はどれか。1つ選べ。

第31回国家試験 午後56

9歳の男児。直前に転倒し上顎中切歯が脱落したと保護者から電話があった。すぐに脱落した歯を持って来院してもらうよう歯科医師から指示を受けた。脱落した歯の取扱いについて、保護者への説明で正しいのはどれか。2つ選べ。

第31回国家試験 午後57

5歳の男児。冷水痛を主訴として来院した。上顎右側第一乳臼歯にう蝕が認められたが、歯の動揺や打診痛はなかった。浸潤麻酔後ラバーダム防湿を行い、う触除去後露髄が認められたので、歯内療法を行うことになった。処置中の口腔内写真(別冊午後 No.22)を別に示す。
次に貼薬されるのはどれか。1つ選べ。

第31回国家試験 午後58

右大脳の脳梗塞によって左片麻痺が出た場合、麻痺以外に生じやすい症状はどれか。1つ選べ。

第31回国家試験 午後59

68歳の女性。意識障害で入院したが、覚醒してきた。観察したところ右側の表情筋に麻痺が認められ、飲み物が漏れるという。顔面の写真(別冊午後 No.23)を別に示す。
麻痺の原因となるのはどれか。1つ選べ。

第31回国家試験 午後60

67歳の男性。舌癌により舌根部を除く舌体を切除し、皮弁で再建している。傷が落ち着いてきたのでそろそろ食事を開始したいとのことである。口腔内写真(別冊午後 No.24)を別に示す。
疑われるのはどれか。2つ選べ。

第31回国家試験 午後61

15歳の男子。上顎の歯肉が腫れていることを主訴として来院した。脂性麻痺とてんかんの既往があり、以前から気になっていたという。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.25)を別に示す。
歯肉腫脹の原因と考えられるのはどれか。2つ選べ。

第31回国家試験 午後62

脳性麻痺患者の口腔所見で留意しなければならないのはどれか。2つ選べ。

第31回国家試験 午後63

50歳の男性。歯周疾患検診で歯科受診を勧められ、来院したところ慢性歯周炎と診断された。
初診時のアセスメントでのSubjective dataはどれか。2つ選べ。

第31回国家試験 午後64

42歳の女性。上顎左側大臼歯部からの出血を主訴として来院した。歯周組織検査の結果、慢性歯周炎と診断され、歯周基本治療を開始した。歯科医師から歯石除去を行うよう指示された。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.26)を別に示す。
矢印で示す部位に使用するグレーシータイプキュレットはどれか。1つ選べ。

第31回国家試験 午後65

次の文を読み、〔問題65〕、〔問題66〕に答えよ。

小窩裂講塡塞を実施する際に用いる材料の準備中の写真(別冊午後 No.27A)、模型上で下顎右側第一大臼歯に使用している写真(別冊午後 No.27B)および処置手順の写真(別冊午後 No.27C)を別に示す。

写真A、Bに示す材料を使用する目的はどれか。1つ選べ。

第31回国家試験 午後66

次の文を読み、〔問題65〕、〔問題66〕に答えよ。

小窩裂講塡塞を実施する際に用いる材料の準備中の写真(別冊午後 No.27A)、模型上で下顎右側第一大臼歯に使用している写真(別冊午後 No.27B)および処置手順の写真(別冊午後 No.27C)を別に示す。

写真Cのなかで、写真Bより前に行うのはどれか。1つ選べ。

第31回国家試験 午後67

グレーシータイプキュレット操作時の写真(別冊午後 No.28)を別に示す。
適切な手指固定はどれか。2つ選べ

第31回国家試験 午後68

トレーの写真(別冊午後 No.29) を別に示す。
ゲルタイプのフッ化物製剤に使用するのはどれか。2つ選べ。

第31回国家試験 午後69

65歳の男性。歯の着色を主訴として来院した。20歳頃から40年以上喫煙しているという。慢性歯周炎と診断され、歯周治療を開始することになった。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.30)、歯周組織検査およびO'LearyのPCRの一部の図(別冊午後 No.31A、B)を別に示す。
歯科衛生士が行う処置で、主訴の改善が期待できるのはどれか。2つ選べ。

第31回国家試験 午後70

エックス線画像(別冊午後 No.32)を別に示す。
観察できるのはどれか。2つ選べ。