臨床歯科医学|歯科衛生士国家試験問題|141問〜160問
第28回国家試験 午前50
34歳の男性。右側顎下部の疼痛を訴えて来院した。下顎右側智歯周囲炎をたびたび起こしていたが、4日前より顎下部の疼痛が増し、開口障害も発現したという。開口は1横指であり、右側顎下部の自発痛、圧痛は著しく、強い嚥下痛もみられた。初診時の顔貌写真(別冊午前No.9A)と顎下隙を開放し消炎手術を行っている写真(別冊午前No.9B)を別に示す。顎下隙の開放・排膿の直後に行う処置はどれか。

第28回国家試験 午前59
80歳の男性。家族から歯の付け根の白くなっているのが気になることを主訴として歯科訪問診療の依頼を受けた。進行性核上性麻痺により自宅療養中である。ADLは全介助、胃痩にて禁食状態であり、唾液誤嚥による反復性の誤嚥性肺炎に罹患している。患者のロ腔内写真(別冊午前No.16)を別に示す。
適切な口腔衛生管理はどれか、2つ選べ。

第26回国家試験 午後49
46歳の女性。右舌緑部の異常を訴えて来院した。2週間前に鏡で見たところ、舌縁部の変色に気付いたという。直径約15mmの弾性軟の腫瘤を認め、ガラス圧診法により病変部の退色が認められた。口腔内写真(別冊午後No.8)を別に示す。
考えられるのはどれか。

第31回国家試験 午前40
14歳の女子。上顎左側中切歯の歯冠破折を主訴として来院した。30分前に転倒したという。自発痛はないが、冷水痛を認めた。歯髄保存療法を行うことになった。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.6)を別に示す。
この治療で貼付するのはどれか。2つ選べ。

第31回国家試験 午後54
下顎右側第一大臼歯の咬合面観を模式図に示す。
正常咬合で上顎右側第一大臼歯の近心頬側咬頭内斜面が接触するのはどれか。 1つ選べ。

第24回国家試験 午後47
上顎全部床義歯の写真(別冊午後 No.7 A、B)を別に示す。部位と名称との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

第30回国家試験 午前61
84歳の女性。脳血管障害後遺症で胃瘻からの栄養を行っている。ADLは全介助である。口腔健康管理を行うことになった。栄養注入後に口腔清掃を行うとき、嘔吐しにくい体位はどれか。2つ選べ。
第27回国家試験 午後48
縮合型シリコーンラバー印象材と比較して付加型シリコーンラバー印象材の特徴はどれか。
第27回国家試験 午前60
ADLの評価法であるBarthel Indexの項目はどれか。2つ選べ。
第25回国家試験 午前52
乳歯列の図を示す。
霊長空隙はどれか、2つ選べ。

第23回国家試験 午後36
加圧根管充旗時の術式の模式図(別冊午後No.2)を別に示す。
矢印に示す材料の性質で正しいのはどれか。2つ選べ。
別冊
午後 No.2図

第22回国家試験 午前52
矯正歯科治療で公的保険の給付対象となるのはどれか。2つ選べ。
第31回国家試験 午後37
放射線の物質透過性の図(別冊午後 No.6)を別に示す。
エックス線はどれか。1つ選べ。

第26回国家試験 午前36
口腔乾燥症に対する検査はどれか。
第29回国家試験 午前59
86歳の男性。うまく食べることができないことを主訴として来院した。6か月前に右側大脳半球の脳梗塞により、左側の半身に麻痺が生じたという。この脳梗塞で起こりやすい後遺症はどれか。2つ選べ。
第26回国家試験 午前51
26歳の女性。舌下面の異常を訴えて来院した。2か月前から舌下面の腫脹に気付き、病変の増大と縮小を繰り返しているという。口腔内写真(別冊午前No.12)を別に示す。腫脹を矢印で示す。
考えられるのはどれか。

第24回国家試験 午後51
中枢性顔面神経麻痺で運動可能な部位はどれか。
第25回国家試験 午後39
48歳の女性。上顎左側臼歯部のブラッシング時の疼痛を訴えて来院した。う蝕は認められなかった。初診時の口腔内写真(別冊午後No.5)を別に示す。原因歯を特定するために行う検査として有効なのはどれか。

第23回国家試験 午前37
バイタルサインはどれか。2つ選べ。
第26回国家試験 午後42
歯内療法と用いる薬剤の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。