令和4年度(第32回)歯科衛生士国家試験問題|午前41問〜午前60問

第32回国家試験 午前41

48歳の女性。歯肉からの出血と口唇の乾燥を主訴として来院した。
初診時の口蓋側面観の口腔内写真(別冊午前No. 7)を別に示す。
矢印が示す特徴と関連の強いのはどれか。1つ選べ。

第32回国家試験 午前42

非侵襲的修復法〈ART〉に用いる器具・器材と材料の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

第32回国家試験 午前43

ISO規格の55号Kファイルの写真(別冊午前No.8)を別に示す。
正しいのはどれか。2つ選べ。

第32回国家試験 午前44

50歳の男性。下顎右側第一大臼歯の軽度の冷水痛を主訴として来院した。
う蝕症第2度と診断され、3ステップ接着システムによるコンポジットレジン修復を行うことになった。接着操作時の口腔内写真(別冊午前No.9 A、B)を別に示す。
この操作により得られるのはどれか。2つ選べ。

第32回国家試験 午前45

49歳の男性。上顎右側小臼歯部の歯肉の腫脹を主訴として来院した。
検査の結果、慢性歯周炎と診断され、歯周基本治療後に歯周組織再生療法が行われることになった。歯周外科治療時の口腔内写真(別冊午前No.10A、B)を別に示す。
第一小臼歯近心の骨欠損部に対して行われたのはどれか。1つ選べ。

第32回国家試験 午前46

55歳の女性。下顎左側臼歯部の欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。
診察の結果、下顎臼歯部は固定性ブリッジによる治療を行うことになった。
連合印象採得後の写真(別冊午前No.11)を別に示す。
矢印で示す印象材の特徴はどれか。2 つ選べ。

第32回国家試験 午前47

75歳の男性。上下顎義歯の紛失による咀哨困難を主訴として来院した。
診察の結果、上下顎全部床義歯を製作することになった。ある装置を試適している口腔内写真(別冊午前No.12)を別に示す。
本装置の口腔内試適時に確認するのはどれか。2 つ選べ。

第32回国家試験 午前48

60歳の男性。下顎部分床義歯の支台装置破損による咀哨困難を主訴として来院した。
診察の結果、義歯修理を行うことになった。作業用模型上で完成した支台装置の頬側面観の写真(別冊午前No.13A)と咬合面観の写真(別冊午前No.13B)を別に示す。
支台歯への維持作用を発揮する部位はどれか。1 つ選べ。

第32回国家試験 午前49

血管迷走神経反射でみられる症状はどれか。2 つ選べ。

第32回国家試験 午前50

口腔顎顔面領域に先天異常を伴うのはどれか。2 つ選べ。

第32回国家試験 午前51

38歳の男性。舌の異常を主訴として来院した。1か月前に異常に気付いたが、味覚に変化はなく、痛みやしびれなどの自覚症状はないという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.14)を別に示す。
この疾患について正しいのはどれか。1つ選べ。

第32回国家試験 午前52

64歳の女性。下顎左側臼歯部の違和感を主訴として来院した。約1年前から同部に違和感を自覚していたが、2か月前から症状が強くなってきたという。
3年前から糖尿病と骨粗鬆症のため薬物療法を受けている。初診時の口腔内写真(別冊午前No.15)を別に示す。
矢印で示すのはどれか。1つ選べ。

第32回国家試験 午前53

下顎歯列模型の一部の写真(別冊午前No.16)を別に示す。
正常咬合の場合、上顎右側第一大臼歯の近心頬側咬頭が対咬するのはどれか。
1つ選べ。

第32回国家試験 午前54

矯正歯科の診断過程を以下に示す。

医療面接

診察



分析・評価

治療計画の立案

①の過程で行われるのはどれか。2 つ選べ。

第32回国家試験 午前55

下顎骨の写真(別冊午前No.17) を別に示す。
矢印で示す部位の成長を促進できるのはどれか。1 つ選べ。

第32回国家試験 午前56

1 歳の女児。萌出した歯の後方部分が腫れているため、精査を希望して来院した。
萌出性嚢胞と診断された。口腔内写真(別冊午前No.18) を別に示す。
主訴の部位に関する説明で正しいのはどれか。1 つ選べ。

第32回国家試験 午前57

6歳の女児。定期学校歯科健康診断で歯の形態異常を指摘され来院した。
矢印で示す形態異常について保護者から今後の注意事項を聞かれた。
初診時の口腔内写真(別冊午前No.19) を別に示す。
説明するのはどれか。2 つ選べ。

第32回国家試験 午前58

3 歳の男児。初めて歯科治療を行う前に、5 歳の兄が上手に治療を受けている様子を観察させた。
用いた行動変容技法はどれか。1 つ選べ。

第32回国家試験 午前59

68歳の女性。頭部外傷で急性期病院に入院したため、食事時の注意点について歯科に問い合わせがあった。
摂食嚥下機能評価を行ったところ嚥下が可能であったが評価時の咳は認められなかった。
評価時の写真例(別冊午前No.20) を別に示す。
適切な指導内容はどれか。1 つ選べ。

第32回国家試験 午前60

84 歳の女性。食事介助が困難であることを主訴として歯科訪問診療の依頼があった。特別養護老人ホームに入居しており、義歯を使用せす刻み食を全介助で摂取している。食事摂取後の口腔内写具(別冊午前No.21) を別に示す。
発音が困難と考えられるのはどれか。2 つ選べ。