令和4年度(第32回)歯科衛生士国家試験問題|午前81問〜午前100問

第32回国家試験 午前81

57歳の男性
1年前に「①脳梗塞を発症」し、軽度の左半身麻痺がある。
「②本人の意欲」と「③家族の支え」もあり先週から「④仕事に復帰」することができた。

「 」内の部分で国際生活機能分領〈ICF〉の環境因子はどれか。1 つ選べ。

第32回国家試験 午前82

白血病で生じやすいのはどれか、2つ選べ。

第32回国家試験 午前83

ヘルスリテラシーが高いと上昇するのはどれか。2つ選べ。

第32回国家試験 午前84

60歳の女性。歯の疼痛を主訴として来院した。初診時の医療面接の一部を示す。

患者:いつも疲れているのに痛みでよく眠れないんです。
歯科衛生士:お仕事が忙しいのですか。
患者:仕事もですが、両親の介護で時問に余裕がないから、できるだけ少ない受診回数で痛みを取る治療をして欲しいです。
歯科衛生士:ご家族の介護で大変だったのですね。

用いたコミュニケーションスキルはどれか。2つ選べ。

第32回国家試験 午前85

A市から離乳食を開始する保護者を対象とした口腔機能の発達と食育に関する講話の依頼を受けた。離乳の時期と説明を表に示す。

正しいのはどれか。2つ選べ。

第32回国家試験 午前86

88歳の男性。食後に自身で歯磨きをしており、舌背に触ると痛みがあるという。
介護保険施設から口腔衛生管理の依頼を受けた。歯科医師から、歯科保健指導を指示された。舌の写真(別冊午前No.33)を別に示す。
舌清掃に適しているのはどれか。2つ選べ。

第32回国家試験 午前87

Fried らのフレイルの5つの評価基準を以下に示す。
フレイルに該当する最小項目数はどれか。1 つ選べ。

・体重減少
・主観的疲労感
・日常生活活動量の減少
・身体能力(歩行速度)の減弱
・筋量(握力)の低下

第32回国家試験 午前88

2 型糖尿病患者に対する食生活指導で特に摂取を勧めるのはどれか。
1 つ選べ。

第32回国家試験 午前89

50 歳の男性。入院中の口腔健康管理を行うことになった。5日前に化学療法が終了し、口腔内の痛みで食事摂取が困難であるという。
受診時の写真(別冊午前No.34) を別に示す。
現時点で、摂取しやすいのはどれか。2 つ選べ。

第32回国家試験 午前90

特別用途食品および保健機能食品の概念図を示す。

①と②の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

第32回国家試験 午前91

65歳の男性。下顎右側第二大臼歯がう蝕症第4度と診断され、抜歯を行うことになった。
器具の写真(別冊午前No.35)を別に示す。
準備するのはどれか。2つ選べ。

第32回国家試験 午前92

47歳の女性。上顎右側中切歯を白くしたいとの希望で来院した。
根管処置後、ウォーキングブリーチ法を行うことになった。
器具の写真(別冊午前No.36)を別に示す。
準備するのはどれか。2つ選べ。

第32回国家試験 午前93

矯正歯科治療に使用する器具の写真(別冊午前No.37)を別に示す。
角線のワイヤーを屈曲するのはどれか。2つ選べ。

第32回国家試験 午前94

歯科用石膏の練和時に、混水比を大きくした場合の物性と変化の組合せで正しいのはどれか。
2つ選ぺ。

第32回国家試験 午前95

47歳の女性。下顎左側第二大臼歯の疼痛を主訴として来院した。
検査の結果、直接抜髄を行うことになった。器具の写真(別冊午前No.38)を別に示す。

冠部歯髄の除去に使用するのはどれか。1つ選べ。

第32回国家試験 午前96

患者水平位診療時の患者の位置設定は、「①下顎」の咬合平面を床面と垂直になるようにし、
体全体では、「②鼻」と膝が同じ高さにあり、足と「③腰」が下がる姿勢にする。
妊娠中の場合は、「④右側」を下にした側臥位にするとよい。

「① 」〜「④ 」部分で正しいのはどれか。2つ選べ。

第32回国家試験 午前97

全身管理用機器を装着している写真(別冊午前No.39)を別に示す。
発光するのはどれか。2つ選べ。

第32回国家試験 午前98

歯科診療時における体動のコントロールで、器具によるものと比べて徒手によるものの利点はどれか。

2つ選ぺ。

第32回国家試験 午前99

22 歳の女性。う蝕処置を希望して来院した。
軽度の歯科恐怖症があり、吸入鎖静法を行うことになった。
吸入鎖静器の写真(別冊午前No.40) を別に示す。

矢印で示すボンベに充填されているのはどれか。1 つ選べ。

第32回国家試験 午前100

器具・器材の写真(別冊午前No.4 1) を別に示す。
従来型グラスアイオノマーセメント修復時に使用するのはどれか。2 つ選べ。