歯科保健指導論|歯科衛生士国家試験問題|141問〜160問

第30回国家試験 午後85

53歳の男性。職場の保健指導で歯科を受診するよう勧告されて来院した。特定健康診査の結果で、HbAlcの高値を指摘され、質問票では「歯や歯ぐき、咬み合わせなどが気になる部分があり、噛みにくいことがある」に該当したという。半年前から奥歯がぐらつきはじめ、歯磨き時に出血するという。適切な指導内容はどれか。2つ選べ。

第27回国家試験 午後84

口腔粘膜の保湿効果を高める日的で、ジェルの使用が必要なのはどれか。
2つ選べ。

第29回国家試験 午後94

70歳の女性。最近、薬が飲み込みにくいことを主訴として来院した。8年前より高血圧にて内服治療中であるが、その他の既往はないという。食事時にむせることもあり、食事に時間が掛かるようになっているという。この患者に必要な評価方法はどれか。2つ選べ。

第31回国家試験 午後79

65歳の男性。上顎癌のため放射線治療を受けている。口腔粘膜炎を発症したため、歯科医師から口腔衛生管理を行うよう指示された。口腔内写真(別冊 午後 No.37)と口腔内症状の表(別冊午後 No.38)を別に示す。
適切な対応はどれか。2つ選べ。

第29回国家試験 午前84

3歳児を対象として実施するう蝕予防教育に用いる媒体はどれか。2つ選べ。

第24回国家試験 午後93

ある事業所の男性社員50名を対象として「歯周病と喫煙」をテーマとした40分の健康教室を依頼され、衛生管理者とともに行うこととなった。健康教室の実施方法で適切なのはどれか。2つ選べ。

第30回国家試験 午前90

88歳の男性。食事中のむせが多いことを主訴として家族とともに来院した。特記すべき既往歴はない。適切な助言はどれか。1つ選べ。

第29回国家試験 午前81

歯科衛生士の業務記録の一次利用で正しいのはどれか。2つ選べ。

第31回国家試験 午後78

58歳の男性。上の奥歯がぐらついて食事がとりづらくなったことを主訴として来院した。半年前から上顎右側臼歯部に動揺があるという。全身疾患の既往歴はない。患者との会話を示す。

歯科衛生士:タバコが歯周病を悪化させることはご存知ですか。
患者:この前テレビでやってたのを見たよ。奥歯がぐらついてきたし、やっぱりタバコやめないとダメかなと思ってたところなんだ。
歯科衛生士:とてもよい気付きをされたと思います。禁煙するとしたら、いつぐらいから始めようと思っていますか。
患者:仕事も落ち着いてきたし、できれば今月中に始めようかなと思っているけど。

この患者の禁煙ステージはどれか。1つ選べ。

第27回国家試験 午前90

3歳の男児。食事が上手に食べられないことを主訴として来院した。
出生時に脳性麻痺と診断され、現在日常生活は全介助であるという。口腔内診査の結果、歯列咬合に異常はないが、噛みしめが非常に強かった。保護者が持参した患児用に購入した食具の写真(別冊午前No.24)を別に示す。①と④はシリコーン製、②と③は金属製である。
保護者に勧めるのはどれか。

第24回国家試験 午前82

高齢者の基本的日常生活動作を評価する「機能的自立度評価表〈FIM〉」の 評価項目はどれか。2つ選べ。

第28回国家試験 午前86

67歳の女性。左舌癌の切除再建術後3週で、主治医より退院後の口腔衛生管理を依頼された。まだ創部がしみるという。来院時の口腔内写真(別冊午前No.22)を別に示す。口腔衛生管理を行うにあたり考慮するのはどれか。2つ選べ。

第26回国家試験 午後82

口臭の原因を明らかにするために、口臭測定に加えて測定するのはどれか。2つ選べ。

第28回国家試験 午前87

ある地域で「お口の健康」に関する健康教育を行うことになった。内容を決定するうえで、健康日本21(第二次)「歯・口腔の健康」の目標に達しているか検討した。この地域の現状を表に示す。目標値に達しているのはどれか。2つ選べ。

第30回国家試験 午後95

摂食嚥下機能の獲得過程の項目を表に示す。正しい順序はどれか。1つ選べ。

第22回国家試験 午後90

摂食・嚥下の過程で口腔期に障害のある患者に対する摂食機能訓練で適切なのはどれか。

第27回国家試験 午前92

意識障害に伴う嚥下障害がみられる急性期脳血管疾患患者への口腔ケアの目的はどれか。2つ選べ。

第29回国家試験 午前80

45歳の男性。企業の健康診断の一環で、歯科健診に訪れた。口腔内診査の結果、中等度の歯周病と診断された。服用している薬はないが、前年より特定保健指導の積極的支援を受けているという。歯科医師から歯科保健指導を指示された。特定健診の結巣を表に示す。改善が必要な項目はどれか。1つ選べ。

第27回国家試験 午後81

咀嚼機能で正しいのはどれか。2つ選べ。

第27回国家試験 午後80

88歳の女性。硬いものが噛めないことを主訴として家族から往診を依頼された。5年前に脳梗塞を発症し、屋内での生活は息子夫婦からの介助を必要としている。日中はベット上での生活が主体であるが、座位は保てるという。介助により車椅子への移乗は可能である。
障害高齢者日常生活自立度はどれか。