平成29年度(第26回)歯科衛生士国家試験問題|午前41問〜午前60問
第26回国家試験 午前41
45歳の女性。上顎左側側切歯の変色を主訴として来院した。4年前から気付いていたが放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.5)を別に示す。
変色の原因として考えられるのはどれか。
第26回国家試験 午前42
38歳の女性。上顎左側臼歯部の歯肉からの排膿を主訴として来院した。2週間前から同部の腫脹と疼痛を認めていたが放置していたという。頬側歯肉部に瘻孔がみられ、上顎左側第二小臼歯と第一大臼歯に打診痛を認めた。エックス線写真撮影直前の口腔内写真(別冊午前No.6)を別に示す。
この検査の目的はどれか。
第26回国家試験 午前43
19歳の女性。ブラッシング時の疼痛を主訴として来院した。2年前から気付いていたが放置していたという。既往歴にてんかんがあり、投薬を受けている。初診時の口腔内写真(別冊午前No.7)を別に示す。
考えられる対応で、まず行うのはどれか。
第26回国家試験 午前44
36歳の女性。上下顎前歯歯肉からの出血を主訴として来院した。検査の結果、侵襲性歯周炎と診断され、歯周治療を行うことになった。初診時の口腔内写真(別冊午前No.8)を別に示す。
歯周基本治療開始前に説明すべきリスクはどれか。2つ選べ。
第26回国家試験 午前45
部分床義歯の写真(別冊午前No.9)を別に示す。
複合義歯はどれか。2つ選べ。
第26回国家試験 午前46
有床義歯製作において、前歯部人工歯選択のSPA要素に含まれないのはどれか。
第26回国家試験 午前47
固定性ブリッジの構成要素はどれか。2つ選べ。
第26回国家試験 午前48
半固定性ブリッジに用いるのはどれか。
第26回国家試験 午前49
9歳の男児。顎裂部の矯正歯科治療を目的に紹介され来院した。両側唇口蓋裂で、生後4か月児に口唇形成術。1歳6か月時に口蓋形成術を受けたという。現在は両側顎裂を認める。術前の口腔内写真(別冊午前No.10)を別に示す。
考えられる手術はどれか。2つ選べ。
第26回国家試験 午前50
16歳の男子。交通事故で受傷し、救急車で搬送された。下顎骨骨折と診断され、全身麻酔下に観血的整復固定術を行うことになった。術中写真(別冊午前No.11)を別に示す。
骨片の固定に用いるのはどれか。2つ選べ。
第26回国家試験 午前51
26歳の女性。舌下面の異常を訴えて来院した。2か月前から舌下面の腫脹に気付き、病変の増大と縮小を繰り返しているという。口腔内写真(別冊午前No.12)を別に示す。腫脹を矢印で示す。
考えられるのはどれか。
第26回国家試験 午前52
胎生7週の顔面構造を図に示す。
上顎突起はどれか。
第26回国家試験 午前53
下顎犬歯の移動を図に示す。
移動様式はどれか。
第26回国家試験 午前54
矯正歯科治療用器具の写真(別冊午前No.13)を別に示す。
適切な用途はどれか。
第26回国家試験 午前55
13歳の女子。マルチブラケット装置を用いた矯正歯科治療の段階が終了した。本日から下顎歯列に使用する装置の写真(別冊午前No.14)を別に示す。
装置の名称はどれか。
第26回国家試験 午前56
Hellmanの歯齢ⅡC期の第一大臼歯の特徴はどれか。
第26回国家試験 午前57
8歳の女児。上顎左側中切歯の色調異常を訴えて来院した。萌出時から異常が認められ、歯磨きをしても変化はないという。歯の発育段階での異常と診断された。口腔内写真(別冊午前No.15)を別に示す。
原因として考えられるのはどれか。
第26回国家試験 午前58
5歳の男児。前歯で食物が噛みにくいことを訴えて来院した。全身疾患は認められず、う蝕の治療は終了している。咬合時の口腔内写真(別冊午前No.16)を別に示す。
咬合異常の原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。
第26回国家試験 午前59
パーキンソン病の典型的な症状はどれか。2つ選べ。
第26回国家試験 午前60
77歳の男性。脳梗塞発症後、口蓋に食渣が付着することを訴えている。この患者に装着した口腔内装置の写真(別冊午前No.17)を別に示す。
適応症はどれか。